2日目

本日は1日観光です。
目玉はモアイの石切り場ラノララク。
至るところにあるモアイは全てここから切り出されました。

また、写真やテレビで見たことのあるアフ トンガリキ。
15体並ぶ姿は壮観です。

アフ バイフ

8体の倒されているモアイ。
随分長い間使われていたようで
下から150〜200体近い遺骨が
見つかったそうです。
遠くにあるプカオ。これは西洋人がお土産に
持って帰ろうとして島民に運ばせました。
けれど「そんなんおかしくね?」と途中で
ボイコットしたのでこんなところに
転がっています。
近づくと随分風化しているのがわかります。





アフ アカハンガ

ここはアフバイフのすぐ近く。
車で2〜3分でした。

伝説の王ホツマツア王が埋葬されていると言われています。
ホツマツア王はイースター島で一番最初の王様で
マルケサス諸島からやって来ました。

正面から見てもアフバイフと見分けがつかなそうなので
裏へ回りました。
子供モアイ!?




キラリーン!
「朝日と転がるモアイ」
ちょっと芸術的ですらある。
なんかおもろい。


モアイの目からマナと呼ばれる先祖の力が放たれ、村を見守ると信じられていました。
ということでモアイの視線の先には必ず村がありました。
ここでは住居跡が見られます。

ボートの形をした住居は「ボートハウス」と呼ばれ、
ホツマツア王が島に到着してすぐにイースター島の強風と雨から
身を守るために乗って来たボートをひっくり返し
仮の住まいとしたことに由来しているそうです。



偉い人は横穴式住居。どんどんどんどん人が入って行って
最低でも20人は入りましたよ、こんな狭いとこに。
これ、一応ボートの形してます^^;
基礎の石に穴を開け葦を挿し、反対の壁となる方からも
同じように葦を挿し互いを重ねて屋根を作りました。




ラノララク

モアイは勝手に生まれたわけじゃありません。
やっぱり人間が作っていたわけです。

それがこのラノララクで全て作られていたってんだから
驚きでした。





ここからは車では入れません。
結構歩き回るのでここでは厚着の必要はありません。



後ろのエアーズロックみたいなのから切り出します。
麓にいっぱい刺さっているのは
全部モアイです。
20体くらいは見えますヨ!
アフ トンガリキが遠くに見えます。
ステキ〜〜〜!!!
モアイいっぱい見続けると
この辺でモアイに対してステキとか言うようになります。




なだらかでしょう。
でも履きなれた運動靴で行きましょうとガイドブックにはありました。
なんでだー?
と思っていましたが足元は土だし斜面だし
長時間歩くし最後に尾根の方に行くときはもう草が生えてないってだけの
道らしくもない道を歩くことになり、運動靴のわけがわかりました。


右に進むと珍しいモアイがいます。

正座をしてる
モアイ トゥクトゥリ


ホントの正座なんですよ、これ! またお尻が丸々っとしててきゃわゆいの^^見事な技術!
なで肩具合とか背中とか。
島でも変わり者が作ったんですかねー。
「これ、笑えネ?」なんつって。

しかし斜面で正座は疲れそう。


トゥクトゥリと背後に小さくアフトンガリキ 意外と大きいんです。

トゥクトゥリが気に入りすぎてここで10枚ほど撮ってしまいました。
こんなとこで10枚もいってるくらいなので
全部で500枚以上になりました^^;

そしてべスポジに馬くんの落し物が。
足、踏み込めず無念。

ここだけではありませんが、監視員が見てます。
モアイなどに触れちゃった人には注意します。


見所はトゥクトゥリだけじゃありませんよ〜ん。



すっごい数でしょ〜〜〜〜っ。
モアイって珍しいモノじゃないのかも…と思うようになります。

広々とした景色が後ろに控えるこの風景。
クリックするとちょっと大きめな画像が出ます。

←これ、切り出してる途中のモアイですよん。
手前の薄っぺらいのもモアイです。
これは頭が右側にあります。
結構ホリ深い〜。
やっぱり目を入れるにはホリ深くないとねぇ。


そろそろ悟りが開けそうです。
ここ、一人でほったらかしにされても
景山公園くらい何時間でもいられそう。

と思いきや
暑いし、例の落し物がたんまりあって
座れないので悟れないかも。




どうなの、これっ!?コイツ!!
傾きすぎじゃん!?

でも心配することはありません。
顔の2倍の長さの体が埋まっています。

あっちこっち向いちゃってて
節操ないっすな。
ここまでやられると笑えます。

イチオ皆、麓目指してるんですけどねぇ。


  
鼻も高いよ。
鼻息かかっちゃうよ。
こんな近くでもモアイを見られます。


モアイ ピロピロ♪
             
名前がキュート^3^

でもやけに薄くねっすか?




あら。他にも薄っぺらいのいました。

これ、発注元の首長さんの首がかしげていたので
このモアイも首がかしげています。

似せたりしてるんですね〜。

たまにテレビでこのモアイくんが
出てることあります。


さて、これから尾根を目指して上っていきます。

モアイもいっぱい。
平原が広がってます。

わ〜、ピロピロだ〜。名前以外かわいくも何ともないのに
しつこく写してしまうのはなぜ??




着いたど〜〜〜。

撮ったらたまたまキレイに並べられる写真になりました。





ここはラノカウ山に次いで2番目に大きなカルデラ湖です。
同じ葦が生えていますが、ラノカウ山の湖面までの高低差が
ずいぶんあったことがわかります。

ここでイースター島版トライアスロンが行われます。

ちなみに右に点々として見えるのもモアイです。
アフバイフで一番右にいた黄色いモアイはここから切り出されました。


ここからバスに戻るために道を下って行くんですが
えれ〜歩きにくい><

一人がやっと通れる幅で足場も悪いのに
着地したいところにまた馬クンたちの落し物〜〜〜〜。